マイコンの勉強におすすめの本

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はじめに

こんにちは、ILab-01です。

私は大学で情報系の分野を学び、新卒で入った会社では最初にマイコン制御の仕事をしました。しかし、情報系の分野を学んだと言っても、全てPC上でのプログラミングの話だったためマイコンのことはさっぱり分かりませんでした。そんな困難を乗り越えることに役立った本があるため紹介します。

おすすめの本

突然降ってきたマイコン制御の仕事内容を聞いて、「こんなのできるわけないよな」と思いましたが、この1冊の本に出会って、何とか仕事を完了させることができました。

この本の中でも特に、第1部 (1章~6章) の内容は、マイコンの仕様や通信プロトコルの仕様を読み解いてマイコン上で動くソフトウェアを作るという内容になっているため、「マイコンのプログラミングとは?」ということを体験できます。

自分がこの本によって最も助かったことは、「メモリのROMセクション、RAMセクションって何?」ということが学べたことです。

第2部は、第1部で作成したブートローダというソフトウェアを用いて、自作のOSを起動する内容になります。ソフトウェア寄りの話になるため、マイコンプログラミングを学ぶという点では必須ではないのかもしれませんが、OSに関する知見が得られるため、時間があるときに読んでみる価値は十分にあります。

必要な機材

学習を進めるについては、マイコンキットを購入する必要があるのですが、僕は当時だいたい7,000円程度で道具を揃えることができたため、とても導入の敷居が低いと感じました。

H8/3069Fネット対応マイコンLANボード(完成品)

超小型スイッチングACアダプター5V2A 入力100V~240V GF12-US0520

RS232Cケーブル(Dサブ9Pオス)-(9Pメス)ストレート結線(1.8m)

USBシリアル変換ケーブル グレー色

おわりに

マイコンのプログラミングを学べる教材をいろいろ探しましたが、程よい難易度のものは上記のものぐらいでした。他のものは簡単すぎてマイコンらしさがなかったり、プロ仕様すぎてそもそも仕様書が読み解けなかったりしました。ぜひ、上記のマイコンキットを使ってみてください。

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中学生だった私が自力でCPUとOSを設計するまでに読んだ本

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