こんにちは、ILab-01です。
一般人が利用可能な脳シミュレータに関する備忘録を残します。
The Virtual Brain (TVB)
The Virtual Brainという脳のシミュレータが無償で入手できます。
https://www.thevirtualbrain.org/tvb/zwei/brainsimulator-software
公式サイトのスクリーンショットはこんな感じ。
最先端の研究所がつかうシミュレータに比べて、シミュレーションする細胞の粒度が粗いため動作が軽い、というようなことが公式サイトに書かれています。
そのため、後述するシミュレータNESTよりも精度が低い代わりに動作が軽いという特徴を持つと私は予想しています。
私は現時点では、使い方の詳細や何をどこまでシミュレートできるのかまでは分かっていません。
ただし、スペックが少し高い程度の一般的なPCでも動作することは確認しました。
NEST (Neural Simulation Tool)
NEST: https://www.nest-simulator.org/
こちらもオープンソースの脳シミュレータです。
理化学研究所でのスーパーコンピュータ京を用いた全脳シミュレーションでは、NESTを基にしたシミュレータが使われているそうです。
それを考えると、趣味で触るにはシミュレーション精度が高すぎて使いこなすのが難しいかもしれません。
私はまだ使ったことがありません。
Open Source Brain
Open Source Brain: https://www.opensourcebrain.org/
Open Source Brainの元論文: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0896627319304441?dgcid=rss_sd_all
ブラウザベースで利用できるニューロンネットワークの可視化ツールだそうです。
また、シミュレーションも可能とのこと。
登録なしでもトップページの「Simulate …」からサンプルプログラムのようなものが見れます。こんな感じです。
使い方はよく分かっていません。
その他
脳の解説本のうち、専門家でない情報技術者でも読みやすいとしては次のものがあります。
もっと専門的かつ読みやすい本として、下記のオールカラーの本があります。
ただし、分厚く、サイズ感としては小学校でよく見る学研の図鑑ぐらいの大きさになります。
脳に関わる研究をしている学生は下記の本を読んでいるらしいです。
私は読んだことがありません。
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