こんにちは、私はILab-01と申します。
最近、勉強が嫌いな人が思ったよりも多いということに気づき、衝撃を受けました。
私自身は、東大や京大に入るような特別頭が良い人ではないのですが、周りに比べれば勉強が好きな方ではないかなと思います。
この記事を読んでくれている方はきっと、勉強嫌いを克服したい方じゃないかなと思います。
そこで、
- なぜ私は勉強をしているのか (= なぜ勉強が好きか)
- あなたが勉強を好きになるにはどうしたらよいか
を書いてみたいと思います。
勉強をする理由: 人生を上手く生きたいから勉強している
私は、「人生を上手く生きるための裏技を探すため」に勉強をしています。
身近な例でいえば、「歯磨き粉が無くなりかけたとき、チューブの端を持って振ると、もうちょっと使えるようになる」、というのは人生を上手に生きるための裏技と言えるでしょう。
もう少し、話を難しくしてみましょう。例えば、「Excelで複数の行の値を平均するとき、わざわざAverage関数を手打ちしなくても、専用のボタンを押せば勝手にやってくれる」、ということも裏技でしょう。
さらに話を難しくしてみましょう。これは通信系技術の話です。「帯域幅が狭すぎて通信の切断が頻発する場合は、送信側のデータ送信速度を下げてみる、という対策がある」、というのも仕事で使える裏技でしょう。
こんなふうに、「他の人よりも物事を上手くやりたい」、「人生で発生する事件を効率よく解決したい」という思いが勉強をする理由になっています。
そして、このような裏技は書籍に書かれていることが多いため、私は本をよく読んでいます。
嫌いな勉強もある
いくら勉強が好きとはいえ、この世の全ての勉強が好きなわけではありません。
特定の勉強が嫌いな理由には以下のものがあります。
- 基礎知識が足りなくて勉強できない (高度な数学、英語で書かれた本など)
- 自分の人生にどのように応用できるか分からず、興味が持てない (美術、スポーツ)
- 上記の1や2に該当するにも関わらず、人から (あるいは環境から) やらされている。
これらを乗り切るために、私が実践している方法を紹介します。
基礎知識が足りないとき
知識不足が理由で嫌いになっている勉強は、自分の成長の過程で基礎知識が増え、後に好きなものに変わることがあります。
逆に言えば、現時点では勉強をするのが早すぎるのかもしれません。
どうしてもその分野を勉強しなければならないときは、意識して基礎知識を蓄えるための勉強をします。
この意味では、ある程度の強制力を持って基礎知識を学ばせる学校 (小学校・中学校・高校・大学など) には意味があると思います。憧れのある技術や物事であっても、基礎知識がなければ勉強はできません。
結論: 勉強ができるようになるタイミングまで待つ、または、基礎知識を頑張って身につけてから勉強する。
応用先が分からず、やる気がでないとき
私の場合、義務教育や高校、大学での勉強を除き、応用先の分からないものは勉強しません。
理由は、やる必要がないからです。
ただし、他の好きなことを進めていくうちに、最初は必要がないと思っていた勉強が必要になってくることがあります。
その時になって初めて勉強を始めます。この時には既に勉強で得た知識の応用先が見えているため、自然に勉強を続けることができます。
結論: 必要になってから勉強する。
人から (あるいは環境から) 勉強をやらされているとき
私は、やらなくて済むのであれば、人から強制される勉強はやりません。
理由は、勉強は自分のためにするものであると考えているからです。
ただし、義務的に必要な勉強 (学校での勉強) は、将来好きなことを学ぶときに使えるかもしれないので、義務だと割り切って勉強します。
同様に、会社でやれと言われた勉強も割り切って勉強します。
ただし、会社の場合は学校とは違い、精神的ストレスが高くなる傾向があるため、心が壊れない程度に頑張ることがとても大切です。時には、「できません」と相談したり、得意な人に仕事を手伝ってもらったりすることが大切になります。
結論: 強制された勉強はしない。ただし、義務教育による勉強は将来のために頑張る (会社で求められた勉強は心が壊れない程度にやる)。
勉強が好きになるためには
さて、あなたが勉強を好きになるための方法を考えていきましょう。
あなたは何のために勉強するのか
勉強をするためには、勉強をする目的が必要です。
目的は何でもよく、カッコいい必要はありません。例えば、「政治家になって国を守りたい」という目的があればカッコいいのですが、そうでなくても「とりあえず、いい学校に進学したい」、「英語の本を読みたいから英語を勉強する」ぐらいでも良いと思います。
注意が必要なのは、「勉強をしているのがカッコいいから勉強をする」のような、勉強をすること自体が目的となっている場合です。
本当に勉強が好きな人であれば、「勉強をすること自体が勉強をする目的」でもよいのですが、通常は「勉強をした先に達成できること」があった方が勉強が続きます。
繰り返しになりますが、「勉強で得た知識を使って、何がしたいか」を考え、やりたいことに向かって勉強をすることが大切です。
逆に言うと、勉強をする目的ができるまでは勉強をしないというのも1つの手です。
「じゃあ、遊んでばっかりでいいの?」と思う人もいるかもしれませんが、良いと思います。なぜかと言うと、
- 遊んでいるうちに、「この遊びをもっと上手くやるにはどのような知識が必要だろう?」、「この遊びを仕事に生かす方法ってないかな」など、勉強の種が自然に見つかることがあるから
- 遊びつくして遊びに飽き、「つまらないから、新しい遊びを自分で作るか」となったとき、新しい知識が必要になるから
といった具合に、何らかの行動をしていると、次に進むための勉強が必要になるからです。
次にやること: 勉強をする目的を整理してみよう。どうしても目的が浮かばない場合は、勉強以外のことを全力でやってみよう。
あなたは本当に勉強をしていないのか?
勉強が嫌いと言いつつ、知らない間に勉強をしている人は意外と多いです。
「勉強 = 本・教科書・問題集を読んで勉強すること」と考えがちですが、本当にそれだけが勉強でしょうか?
私の周りには、こんなふうに勉強をしているにも関わらず、勉強をしていないと思い込んでいる人がいます。
- YouTube で必要なことを学べる動画を見ている
- 分からないことは先輩に聞いて相談している
- なぜ仕事での作業が上手くいったのか (いかなかったのか)、今後の社会的トレンドは何か、を時々考えている (= 原因分析や市場分析をしている。つまり、研究の一種に該当する)
新たな知識を身につけ、それをどう生かせるかを考えているのであれば、その作業は立派な勉強と言えます。
つまり、必ずしも「勉強 = 本」とはなりません。
では、あなたによって最も合う勉強方法 (知識の身につけ方) は何でしょうか? 考えてみましょう。
次にやること: あなたに合った勉強方法を見つけ、それを継続してみよう。
おわりに
残念ながら、本記事では「勉強を好きになる『具体的な』方法」は解説していません。
理由は、勉強の目的もやり方も人それぞれだからです。したがって、具体的な方法は自分で見つけていくしかありません。
しかし、勉強が好きな人がなぜ勉強を続けられているかを知れば、自分に合った勉強方法を組み立てる補助になるのではないかと思います。
ぜひ、勉強をする目的、自分に合った勉強方法を追求してみてください。
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